top of page
コロナ禍でも子どもたちが安心して過ごせる居場所に

コロナ禍における「新しい生活様式」の普及によって生活にマスクは必需品となりました。この「口が見えない」マスクを多くの人が着用することで、話しかけられていることにも気づくことができず、先生やお友達とのコミュニケーションが取りにくい状況になった子どもたちがいます。身近に支援環境がなく、誰にも不安に寄り添ってもらえない子どもたちが地域にはいました。子どもたちに寄り添い、子どもたちに合ったコミュニケーション手段を通して、安心して過ごせる”場”が今すぐ必要でした。

出張教室 オンライン支援を組み合わせた新しい教室

身近に支援環境が少ないローカル地域の子どもに対して、出張教室とオンライン支援を組み合わせた新しい教室を作ります。

身近に支援環境が少ないローカル地域の子どもに対して、出張教室とオンライン支援を組み合わせた新しい教室を作ります。
どこにいても繋がれる。4つの支援のカタチ
1.出張型教室
伝わりあえる友達がいるからこそ見えてくる自分の役割。ここには、みんなで協力して何かにチャレンジする機会があります。ただ、やりたい。ではなく、目的を明確にし、計画を立て、協力して遂行する。社会で必須の能力を身につけることを目標にチーム活動に取り組みます。

2.オンライン授業
身近に"学び続ける環境"がなかった子どもたち。しかし、オンラインは"距離の壁"を壊し、学びの機会を作ることができます。 ろう児・難聴児に合わせた視覚的教材、子どもたちに合ったコミュニケーションを通して、"わかる!"を作るオンライン学習を行います。また、全国にいるロールモデルとなる先生との出会いを通して、子どもたちの前に踏み出す力を後押しします。

3.保護者交流会
相談したくても身近にいない。子どもだけでなく、保護者も不安を抱えています。私たちが起点となって、地域になかった保護者同士のつながりを作ります。

4.スポーツ教室
フットサル、バスケット、バレーなど、スポーツを通して友達やチームでコミュニケーションを取る機会を作ります。思いっきり体を動かす機会が減った子ども達が自由に発散できる場所を作ります。

過去に行った取り組みで子ども達にこんな変化が

小学2年生保護者の声
将来像や憧れなど難聴の同級生や少し年上の友達はもちろん、ろう難聴の大人の人達と関わることができることがとても大事な経験になっています。学校とはまた違った視点でろう児難聴児に必要な力(語彙力なども含め)やコミュニケーション力を高める機会になっています。

小学2年生保護者の声
聞こえにくさを友達に理解されにくい状況があった時、「聞こえる子は聞こえない世界のぼくらの事はわからへんねん。だから仕方ないこともあるわ」と以前のようにひどく落ち込むことなく受け入れているような発言がありました。先生方や友達と繋がれていることが、自信になっているような気がします。
開催スケジュール
bottom of page